先天性垂直距骨

先天性垂直距骨

偏平足で、足の内側の飛び出たところが、長く歩くと痛くなる。

生下時より外反扁平足と舟底足を認める、真の扁平足である。距骨内反し底屈して、垂直に近づく。新生児期から、矯正ギブスで距骨骨頭の整復と踵骨の引き下げを行う、矯正が得られないか、生後3ヶ月以上放置された場合症例は、手術を要する。起立や歩行により変形は増悪し、距骨骨頭が内下方に突出し、接地すると荷重によって胼胝を作る。手術は歩行を開始するまでに行わないと、関節が硬くなって矯正が難しく、再転位しやすい。欧州では積極的に扁平足に距骨下関節固定術が行われているが、日本では少ない。新生児期からの治療が大切なので、生下時に先天性垂直距骨を疑えば手術可能な施設に送る。

(参考文献:足のクリニック)