足根洞症候群

足根洞症候群

1年近く前にひどい捻挫をした後、なかなか治らない。立っていても歩いていても、体重が掛かると、外果の前の奥のほうがうずく。ひどくなると、下腿外側が張って痛い。

足根洞症候群は外傷後後足部外側の疼痛と足根洞の圧痛があり、足関節の不安定感を伴う症候群である。足根洞内への局麻剤注入で症状が消失するのが、診断的治療となる。後距骨下関節の関節造影の異常所見と、歩行時の腓骨筋腱の筋電図学的機能異常が客観的な診断基準である。足根洞内の骨間距踵靭帯と、その周囲組織の損傷が原因と考えられる。局麻剤とステロイドの距骨洞内注射が有効で、保存療法により約2/3が治癒し、残りの90%も足根洞内の掻爬術によって改善する。外側靭帯損傷との合併も多く、鑑別診断が重要である

(参考文献:足のクリニック)